相手方保険会社の当初提示額から2倍近い賠償金を獲得した事例
事故の状況
自動車を運転中、後方から来た車両に追突された。
診断名
【診断名】
頚椎捻挫、頚椎椎間板ヘルニア
【後遺障害等級】
ご依頼時 非該当
解 決 時 非該当
解決額
【提示額】130万円
【解決額】250万円
弁護士からのコメント
1.ご依頼のきっかけ
事故による上記受傷について、法的に適切な賠償を得たいとのご要望を受けて受任いたしました。
2.当事務所の活動及び成果
当初、相手方保険会社は、会社独自の基準に基づいて上記提示額による解決を提案してきましたが、当該金額は、訴訟で用いられる基準やご依頼者様が受けた傷害の内容を踏まえれば、到底適切な賠償とはいえないものでした。
そこで、当事務所において、ご相談者様から症状や日常生活上の支障について聴取し、その結果を陳述書としてまとめ、相手方保険会社に提示して賠償額の再考を強く求めました。
その後、交渉を粘り強く続けた結果、最終的に上記解決額を賠償額とする示談が成立しました。
3.解決のポイント
上記のとおり、相手方保険会社は、会社独自の基準に基づいて上記提示額による解決を提示してきましたが、当該基準は、一般的に、訴訟で用いられる基準よりも賠償額が低額となる傾向があります。また、後遺障害等級が非該当の場合、仮に症状が残存していても、当該症状について十分な賠償を受けることは困難となります。
しかし、本件のように、現在の症状を丁寧に主張することで、賠償額を増額できることがありますので、相手方保険会社から賠償額の提示を受けた際には、是非お気軽にご相談ください。
その他の解決事例
- 高次脳機能障害3級3号により,総額で2億円を獲得した事案
- 裁判において高次脳機能障害が認定され,1200万円を獲得した事案
- 示談成立後、症状悪化による損害賠償 300万円→1000万円
- 高次脳機能障害が疑われる被害者の事故 200万円(一審)→1億1500万円(高裁・最高裁)
- 後遺障害等級が7級から5級に認定 4000万円→6000万円
- 併合等級10級の後遺障害が併合等級7級に認定 300万円→6000万円
- 併合1級後遺障害の事故 保険会社提示額4900万円→1億9000万円
- 示談交渉において、保険会社が交渉途中から過失を争ってきた事案 約18万円→約130万円
- 示談交渉において、休業損害の立証を行い、総額525万円を獲得した事案
- 示談交渉において、逸失利益の立証を行い、総額595万円を獲得した事案
- 示談交渉において、主婦の休業損害の立証を行い、総額430万円を獲得した事案
- 保険会社からの低額示談提示に対し、後遺障害の存在を明らかにし、総額974万円を獲得した事案