訴訟の結果、14級9号を前提とする和解により300万円を獲得した事案
事故の状況
幹線道路の歩道(自転車通行可)を自転車で通行していたところ、右方から一時停止無視して交差点に進入した自動車に衝突された。
事故の内容
頚椎捻挫、腰椎挫傷、腰椎捻挫、左膝関節内側側副靭帯損傷、
左膝外側半月板損傷、左膝後十字靱帯損傷
後遺障害等級
14級9号
解決の内容
膝・左膝関節内側側副靭帯損傷、左膝外側半月板損傷、左膝後十字靱帯損傷
ご相談時 | 加害者提示額 | 解決時 | |
---|---|---|---|
賠償額 (自賠責・労災等) |
0円 | 300万円 | |
賠償額 (自賠責・労災等既払控除後) |
|||
賠償額合計 | |||
後遺障害の等級 | なし | 14級9号 |
解決までの流れ
平成23年7月交通事故発生。
平成25年12月ころ相手方保険会社より0円での解決を提示される。
平成26年1月ころ弊所へご来所→受任。
医師との面談により意見書をご記載いただく。
同意見書に基づき、複数回にわたって自賠責保険に対して異議申立てするも、不奏功。
平成27年10月訴訟提起。
平成29年3月裁判上の和解。
弁護士からのコメント
受任後、丁寧に医療記録の収集及び解析を行い、後遺障害等級につき、複数回にわたって異議申立てを行いました。
それでも奏功しなかったため、訴訟提起し、主張立証を尽くしました。その結果、後遺障害残存したことを前提とする和解により本件終了となりました。
解決までに年月を要しましたが、粘り強く主張立証した結果、良い解決が得られたと思います。
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