裁判上の基準を超える慰謝料・評価損の賠償を獲得した事例
状況
ご依頼者様車両が赤信号で停車中、後方に停車していた加害車両が側方の信号の青色信号を前方の信号と誤認して進行を開始したため、ご依頼者様車両の後方に加害車両に追突し、受傷した事例
【過失割合】
ご依頼時 0割
解 決 時 0割
診断名
ご本人:腰部挫傷・左肩挫傷
奥 様:腰部挫傷
お子様:腰部挫傷・右第5腰椎椎弓根骨挫傷
解決額
ご本人 約5万円
奥 様 約5万円
お子様 約12万円
物損(評価損):約15万円
弁護士からのコメント
1.ご依頼のきっかけ
事故の発生から1か月後、お子様を除き治療は終了していたものの、ご依頼者様車両が約1年前に購入したものであったことから、
事故による評価損の請求を行いたいとのことで、ご相談・ご依頼いただきました。
2.弊所の活動及びその結果
⑴ お怪我
お怪我の点については、実際の通院日数は殆どなかったものの、受傷による生活上の支障等を詳細に主張し、交渉を行った結果、裁判上の基準を上回る金額で和解することができました。
⑵ 物損(評価損)
評価損の点については、修理を依頼したディーラーに今回の修理でどの程度時価額に影響があったのかについての書面を作成してもらい、併せてこれまでの裁判例等を調査の上、同調査結果等に基づき、相手方と交渉を行いました。
相手方保険会社からは、当初、上記解決金額よりも低額な金額の提示がなされましたが、粘り強く交渉を行った結果、修理金額の2割を超える約15万円で解決することができました。
3.解決のポイント
今回、ご依頼のときに懸念されていた評価損については、一律の基準が存在する訳ではなく、交渉においても、簡単には時価額の低下が認められないことが少なくありません。当事務所では、これまで担当した事案の蓄積や、過去の裁判例等の調査を徹底して行い、時価額の低下についての適正な賠償獲得に向けて尽力いたします。
交通事故に遭われてご不安を抱かれた方は、是非一度ご相談ください。
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