後遺障害等級が7級から5級に認定 4218万円→6838万円
高校生の被害者が、自転車で道路を横断中、自動車と衝突する交通事故で受傷し、高次脳機能障害の後遺障害として7級の認定を受け、加害者から委任を受けた代理人から、本件事故に起因する損害賠償として4218万円の提示を受けた。
しかし、被害者の症状が重篤であることから、後遺障害等級の異議申立に必要な意見書を主治医に依頼した。
主治医に、被害者の具体的な日常生活の状況や高次脳機能障害の認定基準を参考に意見書を作成していただき、右意見書を添付して後遺障害等級の異議申立をしたところ自賠責から後遺障害等級5級の認定を受けた。
被害者は、後遺障害等級5級に基づく損害額を算定し、相手方代理人と任意交渉を継続した結果、6838万円で示談が成立した。