自賠責保険で一度は後遺障害非該当とされた事案について、訴訟で１２級が認められた事例

横断歩道上を歩行中、はねられた事例

ご依頼時　　１００対０

解決時　　１００対０

股関節付近の骨折等

約５５０万円（自賠責保険金等を含む）

本件事故で頭部を受傷したことを心配し、当事務所のホームページをご覧になられて相談に来られました。

治療が終了するまでは、休業損害の請求を行うなどの対応をしました。

その後、症状固定となり、後遺障害について自賠責保険に請求を行いましたが、非該当との判断でした。

さらに、その後、相当期間を経ても臀部付近の痛みが全く引かないため、別の病院で診察をしてもらったところ、骨折の存在が明らかになりました。

そこで、自賠責保険に異議申立てを行いましたが、１４級の認定にとどまったため、訴訟を提起するに至りました。

訴訟では、骨折の存在及び骨折が本件事故によるものかどうかが争われましたが、主治医から的確な意見をいただくことができ、骨折が本件事故によることが認められ、１２級を前提とする和解が成立しました。

本件では、依頼者の方が強い痛みを継続して訴えていました。セカンドオピニオンを求めた医師に骨折を発見していただき、同骨折が事故に起因することまで、同医師に的確に立証していただいた結果、依頼者にとっても納得のできる解決となりました。

今回、このような解決ができたのは、医師に骨折を発見していただいたこと、また、依頼者もあきらめずに検査を受けた結果であると言えます。

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