駐車場内の交通事故において、依頼者の過失割合を減じた事例
状況
大型駐車場内において、依頼者車両が出口に向かって直進していたところ、右方より、同駐車場内の一時停止標識を無視して直進してきた車両が依頼者車両の右側面に衝突した事例
【過失割合】
ご依頼時 4割
解 決 時 2割
解決額
約45万円
弁護士からのコメント
1.ご依頼のきっかけ
相手方保険会社から提示されていた過失割合にご納得がいかないとのことで、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。
2.弊所の活動及びその結果
当事務所においては、事故現場である駐車場を事故の発生場所及びその周辺を含め、現地に赴いて確認した後、事故状況の詳細及び過去の裁判例等について、調査・検討を行いました。
当該検討等を行った後、その内容を踏まえ、相手方保険会社に対し、事故現場である駐車場について、一般の駐車場と異なる大型の駐車場であり、一般の道路と同様の過失割合が適用されるべきであるとの主張を行いました。同主張に基づき、相手方保険会社と粘り強く交渉を行った結果、当方主張の上記過失割合(2割)で解決することに成功しました。
3.解決のポイント
交通事故の過失割合は、一般の方にとって、なぜ相手方保険会社の提示する過失割合となるのかを理解することが困難な場合が少なくありません。また、保険会社では、事故の内容を既に定まった類型に落とし込むことで解決を図ろうとする場合もございます。
当事務所では、事故の具体的な態様等を精査した上で、相手方と交渉を行い、適正な過失割合での解決を目指しております。
交通事故の過失割合でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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