交渉により、事故の過失割合を1割減じることに成功した事例
状況
ご依頼者様の運転する車両(被害車両)が片側一車線の道路を走行していたところ、右方駐車場(路外)より、加害車両が左方の確認が不十分な状態で被害車両の走行車線に侵入しようとした結果、加害車両の右前部が被害車両の右前部に衝突した事例
解決額
約10万円
弁護士からのコメント
1.ご依頼のきっかけ
事故発生の約2か月後、相手方代理人弁護士より提示された過失割合(依頼者2割、相手方8割)にご納得がいかないとのことで、ご相談いただき、ご依頼いただくこととなりました。
2.弊所の活動及びその結果
当事務所では、まず、事故の発生現場に赴き、事故現場の道路幅、加害車両が出てきた駐車場から車道への距離等を計測し、事実関係を確定させました。
その上で、過去の裁判例等を調査し、事故の事実関係及び同調査結果を踏まえ、相手方代理人に対し、当方の主張を詳細に記載した書面を提示しました。
その後も、相手方代理人と粘り強く交渉を行った結果、当初相手方主張の過失割合を修正し、依頼者の過失を1割とする内容で和解することに成功しました。
3.解決のポイント
事故の過失割合については、裁判所が事故を類型化した上で、基本となる過失割合を定めた書籍が発行されているものの、事故の態様は事故ごとに異なるものであり、必ずしも同書籍のとおりに過失割合が決定されるものではありません。
当事務所では、事故態様の詳細を含め、徹底したリサーチを行った上で、事案の解決に当たっております。
もし、事故に遭われて、ご不安な点やご疑問点がある方は、是非一度ご相談ください。
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